太陽工房
太陽光パネル+蓄電池の可搬型電源発売
独立電源開発の太陽工房(東京都品川区、須藤誠社長)は2022年9月1日、太陽光パネルと蓄電池を用いた可搬型電源を発売した。屋外イベントの電力確保や非常用電源などの利用を想定し、電子商取引サイトを通じて初年度100台の販売を目指す。
同社は、製造委託先から調達した出力50Wの太陽光パネルと蓄電容量128Whの蓄電池で製品化した。蓄電池を従来のニッケル水素電池からリン酸鉄リチウムイオン電池に変更し、質量を0.8kg軽くしたうえ、充電時間を3時間に短縮。充放電サイクルを3000回まで伸ばし、長寿命化を実現した。
ただし付属の太陽光パネルから充電する場合、満充電に4時間かかる。防水・防塵の保護等級はIP68、雨天時でも使用できる。
太陽光パネルの外形は幅665mm、奥行き500mm、厚さ2.5mm。質量は約1.7kg。蓄電池格納部の外形は幅235mm、奥行き111mm、高さ192mmで、質量は2.3kgである。価格は税込6万8800円。製品保証期間は1年間、出力保証は2年間。
なお製品名は『SG12-M50SPM-B50LIM』である。