ソーラーエッジテクノロジージャパン
産業用オプティマイザ発売
オプティマイザ付きPCS(パワーコンディショナ)メーカーのソーラーエッジテクノロジージャパン(神奈川県横浜市、ローネン・フェイアー代表)は2022年12月、産業用太陽光発電設備向けの新しいオプティマイザを発売した。安全機能を拡張し、入力電力を高めた。メガソーラーのほか、自家消費用設備向けに提案を強めていく。
同社はコネクタ部の熱異常を感知すると遮断する『センスコネクト』という機能を設け、安全性を高めた。
さらに入力側の直流電力を主力製品より約1割増の1200Wまで高めて、高出力太陽光パネルや両面発電太陽光パネルに対応しやすくした。最大効率を99.5%と、従来品同様に高水準を維持した。ケーブルレイアウトを改善して施工の簡素化を図り、絶縁障害が生じる可能性を低減した。
なお、同社はセンスコネクトを設けた製品を『Sシリーズ』と称し、入力電力440Wと500Wの2機種を住宅用太陽光発電用として22年3月より販売している。