RECソーラー
p型単結晶パネル発売 屋根上設置向け
ノルウェーの太陽光パネルメーカーであるRECソーラーはこのほど、p型単結晶太陽光パネルの新製品を発売した。日本には2023年1月以降出荷する予定だ。
同社が量産を開始したのは、p型単結晶パネルの第5世代品。166mm角ウエハを採用したハーフカットセルを実装している点は現行品と同じだが、セル搭載枚数が60セル相当から66セル相当へ増え、出力は最大415W、変換効率は21.1%と現行品より高い。
これまでと同様、裏面に2本のサポートバーが標準搭載されており、表面の最大荷重は7500Paと高く、積雪地域でも使いやすい製品だ。同社日本法人の林啓佑社長は、「厳しい塩水噴霧試験にも合格しており、塩水が直接かからない場所であれば設置可能だ」と話す。
同社は主に住宅を含む屋根上設置向けに提案していく方針だ。なおp型単結晶パネル以外に、中国産以外の原材料を用いた鉛フリーのヘテロ接合型パネルも揃える。