再エネ発電所ファイル

Vol.83 ながめやまバイオガス発電所

米沢牛の産地である山形県飯豊町で課題となっていた家畜排泄物処理を目的に地元の建設会社、那須建設が開発したバイオマス発電所。同社は畜産農家で排出される家畜排泄物を運ぶパイプラインを設置し、燃料を調達する仕組みを設けた。子会社の東北おひさま発電が発電所を運営しており、40℃に設定した発酵槽内で家畜排泄物と食品残渣からメタンガスなどを発生させ、燃料を供給。残った家畜排泄物などは、肥料として町内外の畜産農家や農家へ試験的に提供している。

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