オムロンソーシアルソリューションズ
蓄電池2種類を追加発売へ
オムロンソーシアルソリューションズ(東京都港区、細井俊夫社長)は2023年2月28日、2種類の蓄電池を新たに発売すると発表した。蓄電設備の製品群に加える。23年6月より順次売り出す。
同社は住宅用蓄電設備『KPBP-Aシリーズ』用として、新たに2つのリチウムイオン蓄電池を開発した。従来機は三元系のリチウムイオン蓄電池を採用しているが、新製品では安全性が高いとされるリン酸鉄系を採用した。蓄電容量12.7kWh品を6月に、同6.3kWh品を8月にそれぞれ売り出す。
設置可能な温度範囲を、従来機はマイナス10度としていたが、新製品ではマイナス20度まで対応できるようにした。向こう3年間で新製品を計4万台販売する目標を掲げている。