Professional Vision

大和エネルギー 濱隆 代表取締役社長

最終目標は再エネ100%の街づくり

233MWに及ぶ再エネ発電所を保有する大和エネルギー。自家消費用設備の提案も本格化させ、業容を拡げているが、その狙いは何か。経営トップの濱社長が語った。

プロフィール/1954年生まれ。76年大和ハウス工業入社。2002年総合技術研究所所長、05年取締役商品開発担当、07年取締役常務執行役員などを経て、15年大和エネルギー取締役に就任。16年4月より現職。エネサーブ取締役、DTS飛騨水力発電社長を兼務。

太陽光発電を中心に再生可能エネルギーの導入量は拡大したが、総発電電力量に占める再エネ比率は水力発電を含めても17%程度だ。欧米諸国よりも日本は少ない。しかも『COP25』で日本は不名誉な『化石賞』を2年連続受賞した。脱炭素社会へ向かう世界の潮流から乗り遅れている。

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