エー・アンド・デイ
サーマルイメージカメラ発売
計量・計測器製造のエー・アンド・デイ(東京都豊島区、森島泰信社長)は3月1日よりサーマルイメージカメラを発売した。設備の点検や診断のほか、太陽光発電所のO&M(管理・保守)業務用としても売り出す。
同社が発売したサーマルイメージカメラは、熱画像で温度分布を可視化できる機器。太陽光発電所のO&M業務では、太陽光パネルや接続箱、パワーコンディショナにおける異常発熱の発見などに使用されている。
同製品の表示モードは3種類。熱画像を表示する『熱画像モード』、可視画像を表示する『可視画像モード』に加え、両画像を組み合わせた画像を表示する『FUSIONモード』も搭載した。測定した温度分布データや画像などは、『MicroSDHCカード』に保存可能である。
熱画像解像度は32×32(1024)ピクセル、可視画像解像度は640×480ピクセル、外形寸法はW74mm×D97mm×H234mm、質量は電池含めて約345gである。標準販売価格は税抜80,000円。