トリナ・ソーラー
400W超パネル発売へ
太陽光パネル大手のトリナ・ソーラーは今春、400W超の高出力太陽光パネルを発売する。ハーフカットセルを搭載した製品で、太陽光発電所の建設費低減と発電量向上に寄与する構えだ。
同社は今年3月以降、従来の製品群を全面刷新する。セルを大型にして、すべての太陽光パネルにハーフカットセルを搭載する。144セル搭載品のなかには、出力が400Wを超えるものも複数ある。
セルを大型にすることで太陽光パネルの出力向上を図る。パネルの使用枚数やケーブルなどの部材点数を減らし、部材費だけではなく施工費の低減にもつなげる。ハーフカットセルを搭載するのは抵抗値を下げ、発電ロスを低減させるため。発電量の向上を見込む。
太陽光パネルのサイズは大きくなるが、汎用品の架台で対応できる範囲にとどめるとしている。