企業探求

ラプラス・システム

蓄電池制御に力点

累計7.8万件以上に及ぶ監視装置の導入実績を持つラプラス・システム。近年は特に自家消費向け提案に力を入れ、蓄電池の最適制御技術の確立を進めている。蓄電池併設型の太陽光発電所を運営し、データ収集などを行っていく計画だ。

堀井雅行社長

太陽光発電所用の監視・制御装置を販売するラプラス・システム(京都市、堀井雅行社長)は、自家消費向けの製品開発を進め、販売を伸ばした。PCS(パワーコンディショナ)に出力制御の指令を出して余剰電力の発生を抑える〝負荷追従〟機能や、太陽光発電設備の発電量に合わせて蓄電池を充放電させる機能などを装置に搭載。自家消費案件への販売を伸ばし、2023年3月期の売上高は約25億円と、前期比1割程伸ばし、黒字転換を果たした。

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