再エネ発電所ファイル

Vol.31

電気興業依佐美太陽光発電所

通信・放送インフラの整備を手掛ける電気興業が保有する同社初のメガソーラー。同発電所を建設した旧依佐美送信所は、明治維新以降、欧州との長距離無線通信に用いられた大電力の長波送信所で、戦後は米国に貸与されて使用されたが、1993年に米国から送信所の閉鎖の通告を受け、翌年8月に全面返還となった。送信所の施設も撤去されることになり、1997年3月に撤去工事が完了、その使命を終えた。

同社は太陽光発電設備の保守・管理のノウハウを持ち、設計・施工から導入後の運用・管理までを含めた一貫サポート体制を強化している。そのため、同発電所を実証実験の場としても活用することで、太陽光発電設備に関する工法や各種技術を蓄積している。 また、社会貢献の一環として、地域の学校や各種団体の環境教育の場として提供し、地域における再生可能エネルギーの啓蒙活動を行っている。

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