[蓄電装置]
価格低減の切り札!「カリウムイオン蓄電池」開発が進展
産総研が正極材を開発
価格低減の切り札とされる次世代型「カリウムイオン蓄電池」の研究で産総研は9月、有効な正極材を開発したと発表。研究の進歩状況を聞いた。
カリウムは、希少金属のリチウムと異なり、地球上に豊富に存在する。ならば、カリウムを用いた蓄電池を開発して、蓄電池の劇的な価格低減を実現させようではないか。
こうして、産業技術総合研究所は2015年よりカリウムイオン蓄電池の開発を本格化させた。電池技術研究部門次世代蓄電池研究グループの鹿野昌弘研究グループ長は、カリウムに着目した理由を、「リチウムと同じか、それ以上の高い電圧が得られる」と答えた。
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