Products Review

サンテックパワージャパン

ハーフセル採用の新パネル受注開始

ハーフセルを使った住宅用と産業用の新しい単結晶パネルを発売。写真は産業用370W製品

サンテックパワージャパンは10月1日、単結晶PERCハーフカットセルを採用した太陽光パネルの新製品の受注を開始した。産業用は標準310Wと大型370W、住宅用は標準310Wと小型245Wのそれぞれ2種。従来製品より出力がそれぞれ10Wほど向上している。

同社はこれまで、産業用では多結晶パネルのみを販売していたが、今回初めて単結晶パネルを売り出す。出力が向上した分、販売価格も上がるというが、同社によると「ハーフセルは特殊なセル設計によって電流が小さくなり、配線部分でのロスが低減できるので、パネルにする際の損失を抑えることができ、発電効率の向上につながるメリットがある」という。

また、同社はこのほど、従来製品より小型軽量化した小規模産業用の出力5.5kWパワーコンディショナの販売も開始した。設置面積、体積、従量をそれぞれを10%削減している。放熱部分にアルマイト処理を行い、放熱性能を向上させ、入力電流値の拡大を図り、今後高出力化していくパネルにも対応できるようにした。

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