発電事業を20年以上続けられる仕組みづくりを
日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)大石美奈子 代表理事副会長
2020年度末までに、FIT法の抜本見直しが行われる。今後、再生可能エネルギーを日本にどう根づかせていくべきか。今年度より調達価格等算定委員会の委員となった大石美奈子氏に話を聞いた。
エネルギー基本計画のなかで、再エネを主力電源化していくという方針を打ち出したことは意義があったと思う。ただ、実際のところ、特に太陽光発電に関しては海外と比較して導入費が高く、主力電源化していくためには、国際水準と比べて遜色ない価格にならないと、増えないのではないかと懸念している。海外では風力発電が中心だが、日本では導入が遅れている。日本も、もう少し風力に力を入れていくべきではないか。
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