O&Mビジネス基本講座

第11回

【防犯対策】

人里離れた太陽光発電所は、窃盗犯の標的になりやすい。もしも設備が盗難に遭えば、復旧費用に加え、復旧までの売電損失も馬鹿にならない。大切な防犯対策の心得を紹介する。

2台の発信器から交差するように赤外線を飛ばすことで、隙間なくセンサ網を張る

窃盗への備えが必要なのは、あらゆる施設に共通している。しかし、特に太陽光発電所の場合、様々な機材が無防備に並んでいるにもかかわらず、管理者は常駐していないのが一般的だ。1MW規模の発電所であれば、1回の窃盗被害は数百万円に及ぶ恐れがあり、しかも復旧まで売電損失が発生し続けることになる。

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