ソーラーフロンティア、CISパネルのリサイクルで新技術開発へ
セパレータ方式へ方針転換
CIS太陽電池メーカーのソーラーフロンティアが、使用済みCIS型パネルのリサイクルで新たな手法を開発している。年間200MW処理時のリサイクル費用40円/kg以下を目指す。
CIS太陽電池の主な構成は、カバーガラスとEVA(封止材)、透明電極、CIS金属膜、基盤ガラスだ。2枚のガラスを使った特殊な構造ゆえ、結晶系に比べリサイクル工程が煩雑で、費用が割高になる。そこで同社は、2010年からNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と連携し、リサイクル技術の開発を進めてきた。
費用低減のポイントは、2枚あるガラスの分離法だ。
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