インフォミクス
太陽光用の遠隔監視装置発売
太陽光発電設備用の遠隔監視装置を開発するインフォミクス(三重県四日市市、尾崎友則社長)は2023年7月10日、単相対応の遠隔監視装置を発売したと発表した。NTTドコモによる通信回線の終了によって使用できなくなる従来品の代替として売り出す。
同社は、『てるてるモニタ3G(ライト)』を利用する既存の顧客を対象に新製品を販売する。分電盤に取り付けたCTセンサで発電量を測定し、クラウドを介してメールで発電量を利用者に通知する。オプションで異常を知らせるサービスのほか、発電量の推移を図表で可視化できるサービスも用意した。
新製品では、発電量可視化サービスを改良し、気象情報や日射量情報の予測値と発電実績を比較できるようにした。また、IoT(モノのインターネット)の通信規格である『LTE-M』を採用し、通信費を従来品比の約2分の1に削減した。
外形は、幅127mm×奥行き70.6mm×高さ21mmで、質量は109g。製品名は『てるてるモニタ IoT(ライト2)』。同社は26年7月頃までに500台程度の販売を想定している。