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[蓄電装置]

電力を回転円盤に貯蔵!超電導フライホイールで出力変動対策

鉄道総合技術研究所はこのほど、山梨県の米倉山太陽光発電所で実証試験中の超電導フライホイール蓄電装置を改良した。材料費の低減と操作性の向上を図り、実用化に一歩近づいた。充放電の繰り返しによる劣化がなく、出力変動調整での活用が期待できる。

フライホイールとは、回転機械の軸に取りつける円盤で、その質量から生じる慣性力によって安定した回転を持続する作用を持つ。これを応用し、電動モーターで円盤を回すことで電力を回転運動の形で貯蔵する技術をフライホイール蓄電と呼ぶ。逆に回転運動をモーターに伝えて発電することで、放電も容易にできる。

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