LIXIL
特殊形状屋根向け小型太陽光パネル
LIXILは2月1日、従来よりも小型にした単結晶シリコン型太陽光パネル『Gシリーズ』を発売した。短辺をこれまでの992㎜から826㎜へ短縮し、長辺も2㎜短くした。狭小屋根や複合屋根など、従来品の寸法では設置が困難な案件からの引き合いを見込む。
同製品は、50セル搭載品が寸法1638×826×40㎜で出力250W、40セル搭載品が1322×826×40㎜、195Wだ。パネル変換効率は17.86〜18.48%になる。
パネル寸法の小型化による出力の減少を補うため、ウエハを透過した光を裏面で反射するPERC技術を採用して高効率化を図った。
同社は開発の背景を「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)需要が高まるなか、特殊な形状の屋根の案件が増えてきたため」とし、従来品も含めた複数の寸法の太陽光パネルを組み合わせ、これまでは無駄な隙間が生じたような案件での総発電量向上に貢献するという。