エナジー・ソリューションズ
低圧向け遠隔監視装置
エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区、森上寿生社長)は、低圧太陽光発電所向けの新たな遠隔監視装置を2月1日に発売した。すでに販売している低圧向けの遠隔監視装置の製品群に低価格帯の新製品を追加。価格を重視する発電事業者に提案する狙いだ。
従来の低圧向け遠隔監視装置『ソーラーモニタースタンダード/プロフェッショナル』では、PCSごとの監視と、詳細な売電価格を算出するためにスマートメーターを用いていたが、新製品ではスマートメーターを省いて価格を抑えた。インターネット利用料など10年分の運用管理費はすべて初期費用に含め、従来のスタンダートタイプよりさらに安く提供する。
従来のサービスと同様に、近隣の気象情報やPCSの電流値の相対比較を行い、異常時にはEメールで注意を促す伝言を送信する。日次、週次、月次、年次の発電報告書を自動配信し、利用者がスマートフォンやタブレット、パソコンで発電状況を常時確認できるようにした。
また、出力抑制の対応も可能で、監視サービスとPCSの出力制御機能を3G通信モジュールに一体化した。新製品は国内外含めて30社のPCSに対応している。商品名は『ソーラーモニターライト』。