米国PVレポート

結晶系を巻き返せるか 米ファースト・ソーラーの挑戦

発電事業用のメガソーラー市場では、結晶シリコン系太陽光パネルの導入が拡大しています。化合物系薄膜パネル大手の米ファースト・ソーラーは、巻き返せるのでしょうか。

モベヤン・ジュンコ

1997年サンディエゴ州立大学でMBA(国際経営学)取得。99年京セラ北米統括本部に入社。2006年から太陽光発電調査会社の米ソーラーバズのシニアアナリストとして活躍。13年よりジャーナリストとして、米国の太陽光発電政策や市場のトレンドなどに関する記事を日欧米のメディアに多数執筆している。

米EIA(米国エネルギー省エネルギー情報局)が2017年12月に発表した統計によると、16年末までに米国で設置された発電事業用太陽光発電所の70%で結晶シリコン系パネルが採用。化合物半導体系のCd‌Te型やCIGS型、アモルファスシリコン型などの薄膜パネルは28%でした。

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