太陽光めぐり

[埼玉県]

原爆の図丸木美術館

画家夫婦の反核への想い

❶美術館の屋根を覆う太陽光パネルには、ソーラーフロンティア製を採用。❷丸木位里氏(左)と俊氏(右)。❸大きな天窓から陽の光を取り入れ、照明の電力を節約する。年間で1万人以上が来館するという。❹美術館の裏手を流れる都幾川。12年にはここで小水力発電を行う案も出たとか。

都心から電車で約1時間。東武東上線・森林公園駅からタクシーで10分も走ると、早々に畑や雑木林が目に入る。やがてひっそりとした細道の突き当りに看板が現れた。

「遠いところをよく来てくださいました。都幾川のながれに耳をすませ、自然のうつくしい環境を守る美術館でごゆっくりどうぞ──丸木美術館」。

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