ドイツエネルギー転換の真実

〝グリーンリカバリー〟で加速するエネルギー転換

再エネの導入支援で気候変動対策を進め、コロナ禍の景気回復を図る〝グリーンリカバリー〟。なぜドイツで提唱されたのか。

西村健佑(にしむら・けんすけ)

1981年大阪府生まれ。2005年立命館大学経済学部卒業後ドイツに留学。ベルリン自由大学環境政策研究所で環境学修士を修め、その後エネルギーに関する調査を実施。現在は通訳・翻訳、調査を幅広く手掛けている。

日本の電事連にあたるBDEW(ドイツ連邦エネルギー・水道事業連合会)によれば、2020年上期のドイツ国内の総電力需要量に占める再生可能エネルギー電源の電力量の比率が49.7%とほぼ半分に達した。

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