Products Review

サンガ

ラジコン草刈機発売

アウトドア製品を販売するサンガ(大阪府箕面市、永井麻里社長)は2023年8月、無線操縦式草刈機の新型機を発売した。O&M(管理・保守)業者などへ提案し、太陽光発電所向けに拡販する考えだ。

同社は、車体の底の刃を水平回転させて草を刈る無線操縦式の草刈機を22年3月に発売し、累計700台を販売した。草刈機には蓄電容量12Ahの蓄電池とヤマハ製内燃機関に容量1.2ℓの燃料タンクを搭載、蓄電池と内燃機関のハイブリッド式で1時間の連続草刈りを実現した。

今回の新型機は、傾斜の急な法面など作業が困難な場所でも草刈りが行えるように車輪を6輪から16輪に増やして駆動力を高めた。これによって斜面に対し垂直移動で最大35度の、斜め走行で最大50度の傾斜面の除草を可能にした。

製品の作業能力は約2200㎡/h、走行速度は4km/h。外形は幅1000mm×奥行き1260mm×高さ620mmで、質量は約150kg。販売価格は59万8000円、製品名は『カルゾーLM750』である。同社は1年間の製品保証を付与する。

同社が発売したラジコン草刈機。太陽光パネルの下も除草できる

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