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[多接合型太陽電池]

有害な紫外線を発電に活かす ワイドギャップ太陽電池で発電効率30%超え⁉

紫外線といえば、太陽光パネルを劣化させる曲者だ。そればかりか、出力の低下を誘発するらしい。しかし、そんな紫外線を発電に利用して変換効率を30%まで高めようという研究が進んでいる。

紫外線が樹脂や繊維を劣化させることはよく知られている。太陽光パネルも、内部の封止材などが影響を受けるようだが、日本大学の清水耕作教授は、「紫外線の弊害はパネルの過熱。太陽電池が暗色で光をよく吸収するために熱がこもると考えられがちだが、実は紫外線の関与が大きい」と説く。

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