再エネ発電所ファイル

Vol.8

サンテックパワージャパン香取太陽光発電所Ⅰ

今年12月、千葉県香取市で出力2387kWのメガソーラーが稼働した。開発したのはサンテックエナジーディベロップメント。PCSの分散設置と、中国製のアルミ架台の採用で、導入コストと稼働後の電気代削減を図った。

一般的にPCSの分散設置は専用の建屋や空調設備が不要になり、故障時の交換費用を抑えることができるといった利点がある。冷却用のファンがなく、稼働後の電気代も削減できる。

同発電所には中・ファーウェイ製27.5kWのPCSを72台採用した。同社によると、大型機を使う集中型と比べて1W当たり5円のコスト削減と、1MWあたり年間15万円ほどの電気代削減ができるという。架台は中国製のアルミ架台を使用。同等の国産アルミ架台と比べると1W当たり7円のコスト削減になるという。

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