再エネ発電所ファイル

Vol.10

東和アークス吉見水上発電所

発電事業者の東和アークスは、水の冷却効果による発電効率の向上や土地造成費がかからない点に着目し、2016年3月に埼玉県吉見町のため池に出力400kWの太陽光発電所を建設した。

同発電所には、フロート上に架台を組み、太陽光パネルを取り付けた後に水上に浮かべて連結する「水上架台式システム」を導入。採用した水上架台は、外力による変形が少ない点が特長で、水深が深く、水位差の大きいダムにも設置できるほか、設置角度を設定できるため、発電効率の上昇も期待できる。

なお、同発電所にはメンテナンスを考慮して水上にも通路が確保されてある。

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