ハンファQセルズジャパン
住宅用新型パネル3機種発売 単結晶パークセルを採用
ハンファQセルズジャパン(東京都港区、キム・ジョンソ社長)が2月より新しく住宅用太陽光パネル3機種を発売した。単結晶パーク構造セルを採用し、従来製品より出力が約10%向上している。住宅用市場でのシェア拡大を狙う。
新製品は3機種で、いずれも単結晶パーク構造セルを搭載。量産品は60セル300Wと48セル240Wの2機種。パネルの変換効率はそれぞれ18%と17.8%である。残りの1機種は、景観対応として黒色バックシートを使ったオールブラックモデルで受注生産品。60セル290Wでパネル変換効率は17.4%である。
パークセルを使った太陽光パネルは各社販売しているが、ハンファQセルズジャパンPVシステム事業部マーケティング部商品企画課の山田幸一次長は、「我々は他社に先駆け、2012年から多結晶パーク構造セルの量産に成功し、そのノウハウをもとに単結晶製品を開発した。そこにQセルズ独自の品質管理技術であるトリプルプロテクション(アンチPIDテクノロジー、ホットスポットプロテクト、トレーサビリティ)と、初期の出力低下抑制技術(Anti-LID)を搭載しており、VDE品質テストプログラムをクリアしている」と語る。