パナソニック
架台一体型屋根システム全国発売
継ぎ目を掴むだけの穴を開けない取付工法を採用
パナソニックエコソリューションズ社は2月1日より架台一体型屋根システム『HITルーフ』を全国発売した。穴を開けずに太陽光パネルを搭載できる屋根システムとして、新築住宅向けに提案していく。
このほど発売したのは、太陽光パネル搭載機能付きの屋根システム。パネルのサイズに合わせて屋根が設計されているだけでなく、穴を開けない取付工法を採用しており、専用金具で継ぎ目を掴むだけでパネルを設置できる。さらに屋根面全体を効率的に活用できる設計を施しており、一般的な屋根材だと80％以下である屋根面活用率を93％まで引き上げた。外観デザインを重視した設計となっているほか、新築時に屋根システムを採用しておけば、後からパネルを簡単に載せることができる。
同社は2013年6月より、太陽光パネル『HIT』専用の『機能屋根システム』の限定販売を開始。同社独自の耐震工法である『テクノストラクチャー』採用住宅向けに提供し、これまでに464棟の施工実績を残してきた。それらの実績やビルダーなどからの要望をもとに、対応可能な屋根形状やカラーバリエーションの拡充、設計改良などを行い、2月1日より一般販売を開始した。販売地域は、積雪200cm以内の沖縄・離島を除く全国。2020年度に年間2000棟の販売を目指す。
