Vol.18
和歌山・橋本ソーラーウェイ
『和歌山・橋本ソーラーウェイ』は、かつて民間事業者の不適切な廃棄物処理によってダイオキシン汚染が発生した和歌山県の産業廃棄物処分場跡地に建設された。県は汚染対策を進めるために土地を購入後、無害化処理を実施。2013年7月、土地の有効活用を目的として、太陽光発電の事業用地として貸与する公募を行った。事業者には日本アジアグループ子会社の国際興業が選ばれた。
同社は「官民一体となった再生可能エネルギー事業を具現化した象徴的な発電所」として、発電所には見学施設を設け、定期的に環境学習支援を行っているほか、防災拠点として活用できるよう非常用電源や防災備品も設置した。