Products Review

ニチコン

12月に可搬型蓄電システム発売へ

12月に発売する容量2kWhの小型可搬型蓄電システム

ニチコン(京都市中京区、吉田茂雄社長)は今年12月に小型の可搬型蓄電システムを発売する。蓄電容量2kWhで、UPS(無停電電源装置)機能がつく製品だ。災害時の非常用電源や、企業のBCP(事業継続計画)対策向けに提案する。

同製品は容量2kWhのリチウムイオン電池を使用し、入出力ともに定格電圧は交流100V。充電時間は約6時間としている。定格出力は1000VA、800Wで、ロック式コンセントが2個ついている。

サイズは、幅250mm×高さ380mm×奥行550mm、質量は約38kg。キャスタがついており、移動型電源として使用できるため、設置工事は不要だ。

震災時に避難所となる学校や公民館をはじめ、戸建て住宅やマンション、企業の事務所、工場、商店、薬局のほか、警備会社などにも提案していく。

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