Products Review

トランサンソーラー

営農用太陽光パネル受注開始 多結晶30セル135W

10月に受注を開始した営農用太陽光パネル

中国の太陽電池メーカー、トランサンソーラーは10月1日、出力135Wの営農用太陽光パネルの受注を開始した。一般社団法人ソーラーシェアリング協会の会員を中心に拡販していく。年間5MWの出荷を目指す。

新製品は多結晶セルを30枚直列に接続した太陽光パネルだ。パネル変換効率は16%で外形寸法は16.4㎝×51.5㎝×4㎝である。同社日本法人の小穴泰平社長は、「当社はインゴットからパネルまで一貫生産しているので、品質を維持しつつコスト競争力のあるパネルを製造できる。小ロットの注文にも低価格での提供が可能だ」と自信を見せる。

同製品はソーラーシェアリング協会の推奨品である。「協会がトランサンソーラーからパネルを調達し、会員の販売店や施工会社、発電事業者に販売していく」(小穴社長)という。

小穴社長は、「農家の担い手不足により、休耕地が増えている。太陽光発電を活用した農業の普及は、若い人の農業への関心を引くきっかけになり得る。その一助になりたい」と意気込んだ。

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