Products Review

セラフィムソーラー

新型太陽光パネル2種発売

太陽光パネル製造の中セラフィムソーラー(江蘇省常州市)は2020年6月、2つの新製品の出荷を開始する。いずれもセルの形状に工夫を凝らし、パネル変換効率20%超を実現した。高効率製品を求める需要を取り込む考えだ。

出力440W、変換効率20.81%の太陽光パネルと、同445W、同20%のパネルを市場投入する。440Wパネルには、通常のセルを6つに切り分けて貼り直す技術を採用。バスバーをなくして受光面積を拡げ、変換効率の向上を図った。意匠性に優れることから住宅への提案も視野に入れている。

445Wの新製品は、9本のバスバーを搭載したハーフカットセル144枚で構成。ハーフカットセルによって電流値を下げ、局部発熱が生じる可能性を低減する狙いがある。

両製品は、日本を含め、世界各国で販売していく。すでに日本の顧客とも商談を進めているという。

新型太陽光パネル 出力440W(左)と同445W(右)

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