リクシル
太陽光パネルのラインナップ拡充
リクシル(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は7月3日、太陽光パネルの新製品を発売した。従来製品よりも安く、出力保証は5年長い25年。顧客層の拡大を狙う。
単結晶セル採用の新しい太陽光パネル『Eシリーズ』は1640×992mmのFサイズ(標準サイズ)と、1324×992mmのSサイズを用意。2サイズのパネルを組み合わせることで、屋根上に設置できるパネル枚数を増やすことができる。
Fサイズは公称最大出力290W、モジュール変換効率17.8%、セル変換効率19.9%。Sサイズは同230W、17.5%、19.7%。出力保証は25年、システム保証は15年だ。
新製品は、リクシルが提供する屋根一体型や傾斜屋根設置、また工場屋根上などの金属折板屋根に設置する各太陽光発電設備に組み込むことができる。価格は、傾斜屋根設置用設備で3段6列、Fサイズパネル18枚(出力5.22kW)とパワーコンディショナのセットの場合、税抜280万3000円~としている。