制御技術で進化を遂げるか
電力貯蔵システム
静岡県東伊豆の設備容量18MWの風力発電設備に、空気を使った『圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)』システムが接続された。最新の制御技術と融合することで、蓄電システムはさらなる進化を遂げるかもしれない。
圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)とは、空気を使って電気を貯蔵するシステムだ。発電した電気で圧縮機を動かし、高圧状態にした空気をタンクに貯蔵する。電気が必要になると、タンク内の空気を開放し、スクリュー式の発電機を回転させて電気を発生させるしくみだ。
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