Products Review

ジンエナジー

高効率ヘテロ接合型両面発電パネルを発売

ヘテロ接合型両面発電パネル。裏面発電を活用して10〜20%ほどの発電量アップを見込む

中国のパネルメーカー、ジンエナジーは7月より高効率ヘテロ接合型両面発電パネルを発売する。60セル品が出力310W、72セル品が370Wで、裏面発電によって発電量は10~20%向上する見込み。日本でも数十MW規模の特高案件で引き合いがあり、積極的に提案を進めていく。

新製品はヘテロ接合型単結晶セルを採用し、両面発電が可能な太陽光パネル。両面ガラス構造で、60セル品と72セル品をラインナップ。コスト競争力にも自信があり、ジンエナジーの日本での総代理店を務めるユー・シー・エルの陳海波社長は、「日本製の多結晶パネルと同等くらいのコストで、売電収入を25年間で同製品と比べて最大20%以上増やすことができる」と語る。

新製品は7月より量産体制に入り、2017年内に500MW、18年末には2GWの生産能力を目指している。

なお、ジンエナジーは6月末に日本法人を設立予定で、代表にはユー・シー・エルの陳社長が就任する予定だ。

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