山洋電気
電力ピークカット機能付きPCS発売
山洋電気(東京都豊島区、山本茂生社長)は、6月5日より電力ピークカット機能付き太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)の販売を開始した。
同社が新開発したのは、装置容量10~60kW、自立出力容量10~60kVAの三相3線式PCS。入力運転電圧範囲はDC150~570V、定格出力時の効率は93%以上である。電力ピークカット機能付きの蓄電池併用タイプと、同機能を搭載していない太陽光発電タイプの2種を揃えた。
蓄電池併用タイプの蓄電池公称容量は16kWhまたは25kWh。停電時に蓄電池と太陽電池の発電電力を合わせ、最大60kVAの電力を供給できる。夜間電力を蓄電池にため、昼間に太陽光電力と併用することで、電力料金の削減にも寄与できるという。