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センクシア

蓄電池付き制御盤発売 停電時に自動で自立運転!

(左)蓄電池盤(右)制御盤

建材機器メーカーのセンクシア(東京都江東区、笠原伸泰社長)は5月8日、停電時に自動で自立運転に切り替わる防災用の制御盤を蓄電池とセットで発売した。

新製品『ep-BOX』は、停電時に太陽光発電設備と蓄電池からの電力供給に自動で切り替わる仕組みになっており、同社デバイス本部環境グループの菊田聡主任は、「緊急時に蓄電池を活用できないという声が多く、開発した」と経緯を話す。

セットで販売する蓄電池は、蓄電容量960Ahの鉛蓄電池で、定格出力36〜76Vの結晶系太陽光パネルとの連携が可能。屋内設置型で、同社によると、蓄電池のみの運転で、5Wの携帯電話4台、15WのLED照明5台、150Wの32型液晶テレビ1台を同時に3時間使用できるという。

菊田主任は、「安全性を考えて鉛蓄電池を採用した。マンションのエントランスの照明や、災害時に防災拠点となり得る集会所などの電源確保として拡販したい」と話す。

標準価格は160万円、販売代理店などを通じて販売し、今年度は1億円の売上を目指す。

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