Products Review

シャープ

住宅用蓄電システムなど新製品発売

住宅用クラウド蓄電池システム(上)と、単結晶太陽電池モジュール「BLACK SOLAR」

シャープ(大阪府堺市、戴正呉社長)は、蓄電容量6.5kWhの屋内設置用蓄電システムを6月1日より販売する。高さ50㎝、奥行き26.3㎝、横幅52㎝で従来の屋内設置用の4.8kWhタイプと比べ、体積が46%減り、重さも110kgから69kgへと軽量になった。

エネルギーソリューション事業本部エネルギーシステム事業部の桃井恒浩事業部長は、「蓄電セルの密度を上げ、小型化を図った。屋内用のニーズが増えていることを受けラインナップを拡充した」と話す。希望小売価格は、税別228万円、月産台数は200台。新製品を含めた蓄電池全体の目標販売台数は前年度比2倍の1万台を目指す。

また、単結晶太陽光パネル『BLACK SOLAR』でパネル変換効率を0.4ポイント向上させた19.5%、出力225Wの42直タイプなど4機種を同日に発売。ほかに、HEMS機能を搭載した『クラウド連携エネルギーコントローラー』を6月12日から販売する。同機器では電力使用量のモニタリングに加え、気象警報と連動した電動窓シャッターの自動制御機能を備えた。

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