「住宅、産業用で新パッケージ提案へ」
トリナ・ソーラー・ジャパン チェン・イエ(陳曄)社長
太陽光パネル世界大手の中・トリナソーラーの日本法人、トリナ・ソーラー・ジャパンは、日本で新たにパッケージ製品を発売する考えを示した。どのような狙いがあるのか。チェン・イエ社長に聞いた。
──2016年の世界市場の動向をどう見ますか。
16年の太陽光発電市場を国別に見ると、トップが中国、次いで米国、日本、インドだったが、東南アジアやインド、ラテンアメリカなどの新興市場も成長した。
ただ、注意すべき点もある。コストリーダーが現れ、急激に太陽光パネル価格が下がった。需給バランスが供給過多に傾き、コストが約20%下がったが、これはロードマップとは異なる。少し心配だ。
コストダウンは、技術革新によって着実に進めるべきで、品質を犠牲にしてはいけない。
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