PVジャパン
太陽光パネル洗浄機発売
太陽光パネル洗浄機開発のPVジャパン（大阪市、龍野明美社長）は2023年9月13日、太陽光パネル洗浄機の新製品を発売した。従来品より軽量化し、価格を大幅に抑えた。O&M（管理・保守）会社や洗浄業者へ初年度30台の販売を狙う。
同社は、2つのモーターで長さ4400mm×直径105mmのナイロン製ブラシを毎分3500回転させて太陽光パネルの表面を洗う半自動洗浄機を開発した。純水を流す仕組みで6つの給水口を設けた。リチウムイオン蓄電池を搭載し、6時間の連続運転を可能にしたほか、1MWあたり16時間程度で洗浄できるよう、処理能力を高めた。
特徴的なのは、質量を49kgまで軽量化した点だ。同社ソリューション事業本部営業グループの龍野尋稀氏は、「接合部分の部品を減らすことで、軽量化に加え、原価低減まで実現した」とし、「パネル洗浄に新規参入する業者へ提案していく」と語る。
新製品の外形は、4200mm×375mm×178mm。価格は485万円で、製品保証期間は1年。
新製品の『PV cleaner EAGLE』
