新栄電子計測器
1500V対応の内部抵抗測定器発売へ
日本電計の子会社で、太陽電池の性能評価装置などを製造する新栄電子計測器(神奈川県藤沢市、久保田和磨社長)は2023年11月、内部抵抗測定器を発売する。O&M(管理・保守)会社などへ初年度100台の販売を目指す。
同社の内部抵抗測定器は、接続箱の端子に接続して内部抵抗値を測定するもので、僅か1秒で測定でき、最大2000件の測定情報を保存できる。同社は18年に直流電圧1000V対応の内部測定器を発売したが、顧客の要望を受け、今回、同1500V対応の測定器を製品化した。測定値に対して判断基準を設け、内部抵抗値300Ω未満は低抵抗、300Ω以上を高抵抗、1000Ω以上は異常抵抗とした。
寸法は幅131mm×奥行き54mm×高さ181mmで、質量は約650g。電源は電池式で、価格は税抜き29.8万円。製品名は『PVレジスタンスチェッカPVR-1500』。