GCストーリー
住宅用太陽光カーポート発売
太陽光パネル搭載カーポートのEPC(設計・調達・建設)を手掛けるGCストーリー(東京都江東区、西坂勇人社長)は2023年11月、住宅用太陽光カーポートを発売した。アルミ製カーポートを委託製造し、ハンファジャパンから仕入れるオプティマイザ付き太陽光発電設備を搭載して売り出す。施工を含め、顧客に直販する。
同社は、出力355Wの韓・ハンファ製パネルと、イスラエルのPCS(パワーコンディショナ)メーカー、ソーラーエッジテクノロジーのオプティマイザとPCSを搭載した。出力は5.3kW~10.6kWとし、車2台用、3台用、4台用と、3種類の折板屋根搭載型の製品を販売する。オプティマイザを搭載することで影や汚れによる発電量低下を抑えた。スマートフォンなどで設備の発電状況を確認できるサービスも提供する。
施工費を含む価格は2台用が253万円、3台用が330万円、4台用が484万円である。寸法と太陽光パネルの枚数は、車2台用が幅6014mm×奥行き5939mmで15枚。車3台用が幅7904mm×奥行き5939mmで20枚。車4台用が幅10,904mm×奥行き5939mmで30枚。いずれの製品も高さは2500mm~3100mmで、耐風速性能は46m/s、耐積雪性能は40cmである。
また同社は23年10月に出力430Wのトリナ・ソーラー製パネルとパナソニック製PCSを採用して住宅用太陽光カーポートを製品化した。車2台用~4台用で、出力5.2kW~10.3kWの折板屋根搭載型の製品と、出力6.5kW~11.6kWの屋根一体型の製品を発売。いずれも製造委託先からアルミ製カーポートを調達して売り出した。カーポート中央の脚部をなくし、利用者が自動車を駐車しやすいようにした。