オカネツ工業
ラジコン草刈機発売へ
農業機械製造のオカネツ工業(岡山市、和田俊博社長)は2024年2月にラジコン草刈機を発売する。O&M(管理・保守)業者などへ提案し、太陽光発電所向けに拡販したい考えだ。販売代理店や電子商取引サイトを通じて初年度100台の販売を目指す。
同社は、草を刈りつつ、粉砕する機構を設けた無線操縦式の草刈機を製品化した。草刈機には蓄電容量15Ahの蓄電池と内燃機関に容量5.3ℓの燃料タンクを搭載、蓄電池と内燃機関のハイブリッド式で約2時間の連続草刈りを実現した。傾斜の急な法面など作業が困難な場所でも草を刈れるように設置面積の広い車輪を採用、最大30度傾斜面の除草を可能にした。
製品の処理能力は約1890㎡/h、走行速度は最大3km/h。外形は幅860mm×奥行き1700mm×高さ675mmで、質量は約255kg。販売価格は税込み190万円、製品名は『AIRAVO』、製品保証期間は1年間である。
なお、同社はAI(人工知能)を搭載した無線操縦式の草刈機も発売する予定だ。