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NEC 、100万台の蓄電池で電力受給バランスを保つ

「ネガワット市場創出が第一」

電気を貯めて放出するという蓄電池本来の機能が、系統保護に役立つシステムをNEC(日本電気)が開発した。町に分散する100万台の蓄電池を束ねて、仮想の大きな電池に見立てる。その充放電制御は、電力需給バランスの維持に一役買うことができるという。

太陽光が生む電力量と、市場の電力需要量が同じ波形を描くことは決してない。電力の同時同量を維持するためには、火力や水力の調整可能電源で、再エネ電源からの供給分を除いた需要を賄う必要がある。NECはその調整に、市場に設置する100万台の蓄電池を用いる仕組みを開発した。

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