[産学連携プロジェクトの成果]
モジュール高性能技術 5年間の総決算
ヘテロ&バックコンタクトで覚醒した結晶セル CISは透明導電膜がカギ
モジュールの高性能技術なくして〝日の丸太陽光〟の復権なし。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2010年、競争力が低下していた当時の国内メーカーを憂いて、産学連携の開発プロジェクト、『太陽光発電システム次世代高性能技術の開発』を発足させた。あれから5年の歳月が流れ、今年度で開発期間が終わる。当初の目標は達成できたのか。プロジェクトリーダーを務めた豊田工業大学の山口真史教授に聞いた。
「様々な研究を実施してきましたが、高性能化という点では、結晶シリコン型モジュールの研究が最も大きな成果を残したといえるのではないでしょうか」。
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