再エネ発電所ファイル

Vol.7

日置市養母発電所

鹿児島県日置市に立つ総出力28.8MWの『日置市養母発電所』。開発を手掛けたのは、九州一円でガソリンスタンドの運営から土木・機械設備工事、情報通信まで幅広く事業を展開する南国殖産だ。同社は、子会社の『九州おひさま発電』を通じて110億円投じ、2014年8月に着工。約140万㎡の山林に出力327Wの米サンパワー製高出力パネルを8万8192枚敷き、500kWの日立製作所製パワーコンディショナを500台設置して今年3月に竣工した。

現場は急傾斜で岩が多く、造成工事で発破作業を必要とするなど、建設には手間がかかったようだ。なお、発電所のO&M(管理・保守)は、南国殖産の子会社で、メンテナンスの専門会社『九州新エネルギーメンテナンス』が担っている。

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