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米国PV普及を支えたネットメータリング
米国では、年初に太陽光発電設備の累計設置件数が100万件を突破し、2017年には2倍の200万件に達すると予想されています。今回は米国の太陽光発電市場を支えてきたネットメータリング制度を解説します。
モベヤン・ジュンコ
1997年サンディエゴ州立大学でMBA(国際経営学)取得。99年京セラ北米統括本部に入社。2006年から太陽光発電調査会社の米ソーラーバズのシニアアナリストとして活躍。13年よりジャーナリストとして、米国の太陽光発電政策や市場のトレンドなどに関する記事を日欧米のメディアに多数執筆している。
電力量計は1つ
ネットメータリング(正式にはネット・エネルギー・メータリング=NEM)とは、太陽光発電設備の所有者に対する電力料金の算定手法で、自家消費の促進を目的に導入された制度です。分散型発電設備の発電量で消費量を相殺できるルールを設けることによって、設備所有者の電気代の支払いを優遇します。
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