Products Review

横河メータ&インスツルメンツ

研究開発向け高精度電力測定器発売

電力測定器『WT1800Eプレシジョンパワーアナライザ』

電子計測器の開発を手がける横河メータ&インスツルメンツ(東京都武蔵野市、山崎正晴社長)は8月25日より、電力測定器の最新モデルを発売した。従来製品よりも電力測定確度を30%向上させたほか、新素材の採用や大容量化が進むPCSなどの最新機器の測定に対応した。

今回発売した『WT1800Eプレシジョンパワーアナライザ』は、EV(電気自動車)や家電製品の研究開発などに用いられる高精度モデルだ。再生可能エネルギーの分野では、主にPCSメーカーなどが、変換効率の測定に使用する。6チャネルの電力入力を搭載できるため、太陽光パネルや蓄電池など、複数系統の電力測定が必要な場合に利便性が高いという。

マーケティング部商品企画1Grの大平栄一マネージャーは、「研究開発向けの電力測定器としては、最も汎用的に使用されているタイプの製品だ。旧モデルは、JET認証に使用されており、信頼性も高い」と話す。価格は、1チャネルのモデルで75万円から販売する。

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