再エネ発電所ファイル

Vol.4

やまとソーラープラント伊集院

鹿児島県日置市伊集院町に立つ出力1MWの『やまとソーラープラント伊集院』は、鹿児島県で最初に竣工したメガソーラーという。FIT制度が始まった2012年7月に稼働を迎えた。事業者である大和電機の岩﨑健太社長は「九州電力や経済産業省、自治体への諸手続きに関し、メーカーをはじめとした各機関の協力のもとに完成した」と話す。

大和電機は現在この発電所を、建設やメンテナンスについて学ぶ実証プラントとして活用している。発電所には、定期的に太陽光パネルに水を噴射する装置を据えてある。目的はパネルを冷却することによる発電量の向上と、桜島から降り注ぐ火山灰の洗浄だ。昨年8月より実証実験としてデータを集めている。

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