田淵電機
新型25kWPCS発売 海外展開加速
田淵電機(大阪市淀川区、貝方士利浩社長)は7月29日、定格出力25kWの新型三相PCS(パワーコンディショナ)の受注を開始した。日本、米国、カナダ、タイで同時発売した。国内市場の縮小を見据え、海外での販路開拓に力を入れる構えだ。
新発売の三相25kW機
同社は2016年3月期の売上高が、前期比26.6%減の391億円、PCSの出荷量は出力換算で同33%減の1GWで推移した。
JPEAの統計によると、昨年度の日本における太陽電池の出荷量は14年度と比べ20%近く減少した。加えて独SMAや中ファーウェイ、台デルタ電子など海外大手の攻勢もあり、国内におけるPCSメーカーの競争は激化している。
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